2010年03月07日
さらば、ウオッカ
ウオッカの引退が決まった。ドバイ遠征後の引退は既定のことだったが、トラブルで少し早い終戦となった。
ちょっと長めの海外旅行から帰ってきた06年末、阪神2歳Sの録画を見て、そのタイムを評価したとき、彼女は相当に強いのではないかと思った。
桜花賞のよもやの敗退、そして死ぬまで忘れることができないダービー。ゴールの瞬間、目の前の風景が光り輝いた。このレースは、ある意味で、自分の競馬観を一変させた。
それから1年間、彼女は勝てなかった。そして、安田記念の圧勝。期待感が揺れ動いた秋の戦い。翌年の春はG1連勝。秋にはJCをしのぎ切った。
振り返ると、彼女はよく負ける女王だった。正直言って、取りこぼしと思われるレースもあった。そんな時、失望感を味わうのだが、彼女は忠誠を誓う者を見捨てることはなかった。
惜しむらくは、オグリキャップのようにドラマチックな引退劇を見たかったが、それは過剰な希望と言うべきなのだろう。
この3年半、お疲れさま。現役プレーヤーとしてのウオッカ、さらば。
Posted by とろさぶりん at 17:59│Comments(2)
│競馬
この記事へのコメント
ウォッカの引退、びっくりしましたね
ダービー制覇からもう3年になるんですね、早いものです
いいお母さんになってくれるといいですね
ダービー制覇からもう3年になるんですね、早いものです
いいお母さんになってくれるといいですね
Posted by ぱる at 2010年03月07日 23:09
ぱる様、コメント、ありがとうございます。
あのダービーから3年なんですね。
きのうのようでもあるし、遠い昔のことにも思えます。
この3年の競馬、ウオッカを中心にまわって来ました。
彼女の引退は、自分の中で、ひとつの区切りです。
あらゆる意味で、ありがとう、ウオッカ。
あのダービーから3年なんですね。
きのうのようでもあるし、遠い昔のことにも思えます。
この3年の競馬、ウオッカを中心にまわって来ました。
彼女の引退は、自分の中で、ひとつの区切りです。
あらゆる意味で、ありがとう、ウオッカ。
Posted by とろさぶりん at 2010年03月08日 19:54